最近このモデルが割合頻繁に中古マーケットに出て来ます。どの個体も可成り程度が良いのは、このモデルを大事に扱っていた方々が多いのでしょう。此方は72年に発売された後期型で、FMトランスミッター機能が追加され、出力が2.2Wから2.6Wに強化されています。価格も¥17800でGXOが出された後もワールドボーイのフラグシップとしての地位は変わりませんでした。中古の程度が押し並べて良いのは、このモデルのみ、基板を全てボックス型の外箱に収めた構造を取った為、外部からの埃をシャットアウト出来た事も大きいでしょう。特にこの個体は内部が非常に綺麗でしたが、それはカバーをしたまま使っていた為だと思われます。整備前の内部の写真も2枚最後にアップしています。ボックス構造なのでカバーは基本不要に思われていたのか、このモデルでカバー付きと言うのは非常に珍しく、小生これまで35台扱って今回が初めてでは無いかと思います。実は入手時点では電源が入らず、多少焦ったのですが、何度かACコードを繋いで各部をカチャカチャ弄っていると左端のマイクとラジオの切り替えスイッチの接触不良がある事が分かりました。不良箇所さえ判れば対応はスムーズで、ボックスから基板を抜き出し、フレームから基板を外し(これが割に難しい),洗浄スプレーで埃を飛ばした上で節電復活剤を塗布、ボリューム類もサイドから復活剤遠拭いて、スムーズに動作する事を確認した上で再度組み直しました。尚、トップにあるバンド切替ボタンも埃が入り易くトラブルになりやすい部分なので、クリーニングの上、復活剤を塗布。もう一つダイヤルスケールの間に埃が侵入し易く、組み直した後ではクリーニングが難しい為、細いピアノ線にウエットテッシュを巻き付けて内部から拭いています。外観、内部共非常に綺麗な美品ですが、チューニングとボリュームのツマミのプラスチック部分が紫外線で脱色しており、シリコンヲ塗っても元の様な黒に戻っていないのが残念です。タイマー(煩い)動作確認済、ボリューム類のガリ無しと、ツマミの脱色以外はこれ迄でもベストと言える状態です。非常に良いモデルですが、純粋に音でしょう言うとGXOやTXの様な力感が無く、負けている様に感じます。勿論小生個人の感想です。ACコード(トンボ目型を加工、差込方向が決まっています)付き、カバー付きです。
カテゴリー: | テレビ・オーディオ・カメラ>>>ラジオ・コンポ>>>ラジオ・ラジカセ |
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商品の状態: | 目立った傷や汚れなし |
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配送料の負担: | 送料込み(出品者負担) |
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配送の方法: | 佐川急便/日本郵便 |
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発送元の地域: | 千葉県 |
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発送までの日数: | 1~2日で発送 |
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